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正しい施術院・サロンの選び方②

皆様、こんにちは。

代表の村上です。

 

前回は、

「当サロンのお客様の中には、他の施術院さんをご利用の方もいらっしゃいますよ。」

という内容をお伝えしましたが、

 

今回はその施術院さんそれぞれの特徴について、簡単にお伝えしますね。

 

 

★病院


病院は、「病気」を発見・治療するための医療機関です。

医師・看護師・作業療法士・理学療法士など、医療従事者(国家資格)が勤務しています。


現在の日本の病院は、西洋医学の考え方がベースにあるため、今ある病的症状を治す「対処療法」がメインとなり、「予防」に関しては対応が弱いのが特徴です。


東洋医学を推奨している医師の場合は、「予防」まで対応してくれることもあります。

どんな症状を専門に、どういう治療をメインにされているのか、しっかり調べてから受診すると良いでしょう。

 

 

★整骨院・接骨院


整体院・接骨院は、「病気」ではなく、骨折・脱臼(医師の同意が必要)、捻挫・打撲・挫傷などの出血を伴わない「怪我」を治療するための施術を行う場所です。


国家資格である柔道整復師が、電気治療やマッサージ療法などを行います。 


医師ではありませんので、注射やレントゲン撮影、薬の処方はできません。

上記のような怪我の治療は保険適用となりますが、筋肉痛や後遺症改善、原因がはっきりしない症状などに対しては、保険適用外となります。


整骨院と接骨院は、呼び方の違いだけで内容は同じです。

 

 

★針灸院


針灸院は、東洋医学の施術法の一つで、疾患に応じて一定のツボまたは皮膚の一定点に、針や火を付けたもぐさ当の温熱材を用いた施術を行う場所です。


国家資格である針灸師が行います。


針灸院の場合は整骨院と違い、基本保険適用外です。

但し、ある一定の症例に対しては、医師の同意書があれば保険適用となります。


針灸の施術を受けている期間は、同一病名で医療機関での治療は受けられません。

 

 

★整体院 

★カイロプラクティック院


整体院とカイロプラクティック院は、民間療法の技術により身体の歪みを正し、人間本来の自然治癒力を高めるための施術を行う場所です。


民間資格の整体師・カイロプラクターが行い、施術は保険適用外です。

国家資格ではありませんので「治療」ではなく、今ある症状に対して「改善」「繰り返さないための予防」を行っていきます。

 

整体とカイロプラクティックの違いとしては、

 

整体:

東洋医学+日本古来の民間療法の総称で、施術も様々。

筋肉調整を行うことが多い。

 

カイロプラクティック:

アメリカ発祥の技術で、背骨の矯正から神経へのアプローチや骨格全般の矯正を行うことが多い。

 

当サロンはこのカイロプラクティック院に当たりますが、ボキボキしないソフトな施術であることと、日本人はどちらかというと「整体」のワードの方が分かりやすいことから、「整体サロン」という表現を使用することが多いです。

 

 

★リラクゼーションサロン


リラクゼーションサロンは、民間療法の技術により身体を温めたり血行を良くし、疲労回復や癒しをご提供する施術を行う場所です。


服の上から行うボディケアやタイ古式、オイルやアロマを用いたトリートメント、ホットストーンやよもぎ蒸し、足つぼなど、様々な施術内容があります。


民間資格のリラクゼーションセラピスト(名称は資格や協会により異なります)が行い、施術は保険適用外です。

整体院・カイロプラクティック院同様、「治療」はできません。  

ざっと簡単にご説明しましたが、なんとなく違い、分かっていただけましたか?

 

何かご不明な点があったり、もっとここを聞いてみたいということがありましたがら、お気軽にご質問くださいませ。

 

ではまた~(・ω・)ノ